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惑星 金星について(金星は真夜中には見えないってホント?)

 金星は、直径が地球の0.95倍、重さも0・82倍と、もっとも地球に似ている星です。太陽のまわりを約225日で一周し、自転周期は約243日というように、自転周期の方が長い星です。また、自転の方向が、他の星たちとは逆向きで、金星では、太陽が西から昇って、東に沈むそうです。

 金星は真夜中に見ることができないのか? 答えは、イエスです。金星は、地球からは、太陽の近くに見えることから、夜中ではなくて、夕方または明け方の空に見ることができる星です。これが「宵の明星」、「明けの明星」といわれる理由です。

金星 venus 宇宙情報センターのサイトより (c)NASA, ESA, the Hubble Heritage Team (STScI/AURA), J. Bell (Cornell University), and M. Wolff (Space Science Institute, Boulder)

金星 venus 宇宙情報センターのサイトより (c)NASA, ESA, the Hubble Heritage Team (STScI/AURA), J. Bell (Cornell University), and M. Wolff (Space Science Institute, Boulder)

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惑星 水星について(太陽に一番近い星)

 太陽からの平均距離が5791万キロメートルと、惑星のなかで太陽にもっとも近いのが水星です。太陽から受ける光や熱は、地球のおよそ7倍といわれています。どれくらい熱いかというと、昼には表面が摂氏400度まで高くなるそうですから、地球の夏とは比べものになりません。ところが水星は、とても動き(自転)が遅いために、一度太陽の裏側になると、今度は急速に熱が失われて、夜明け前には、摂氏マイナス160度まで下がるそうですから、これも地球の冬とは世界がまったく違います。

 水星が太陽のまわりを一周するのにかかる時間は、88日だそうです。そして、水星が自転するのにかかる時間は、59日。ということは、水星の1日を夜明けから日没までと考えると、地球で考えると176日かかるそうです。水星の一日は地球の一年よりも長い、ということです。

mercury 宇宙情報センターのサイトより (c)NASA, ESA, the Hubble Heritage Team (STScI/AURA), J. Bell (Cornell University), and M. Wolff (Space Science Institute, Boulder)

mercury 宇宙情報センターのサイトより (c)NASA, ESA, the Hubble Heritage Team (STScI/AURA), J. Bell (Cornell University), and M. Wolff (Space Science Institute, Boulder)

●関連記事 「惑星 太陽について(地球にもっとも近い星) 2015/06/03
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インド占星術でみる日蝕や月蝕とは

 ホロスコープ上でラーフ&ケートゥの軸と太陽&月の軸が重なると日蝕または月蝕が生じます。

 太陽と月が対向の位置にあって近い度数にあるときが満月で、同じ星座(ハウス)の近い度数にあるときが新月になります。

 太陽と満月の月が、ラーフ&ケートゥと近い度数でコンジャンクションする場合、地球のどこかで月蝕現象が観測できます。逆に、太陽と新月の月が、ラーフ&ケートゥと近い度数でコンジャンクションする場合、地球のどこかで日蝕現象が観測できます。

 インド占星術では、この日蝕や月蝕が人に運命的な力を働らかせる、といわれていて、特に月蝕については、良くも悪くもストレートに精神的、霊的な影響を受ける、と言われています。ホロスコープにおいては、日蝕や月蝕の前後に生まれた場合、その人の人生に重大な出来事を経験することが多いため、注意深くチャートを確認する必要があります。

自分のホロスコープに日蝕や月蝕の影響があるのでは、という人は、実際の日蝕、月蝕の現象についても注意が必要になるかもしれませんね。

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