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ハウスの分類 ケンドラ・ハウス(フランシスコ1世のチャート)

 インド占星術では12のハウスにそれぞれ象意(しょうい)といわれる意味がありますが、各ハウスをテーマごとに分類、グループ化するという考え方があります。そうすることで、良いハウスや悪いハウス、影響が強いハウスなど、ホロスコープを読み解く大切なポイントのひとつになります。

 1室、4室、7室、10室は、ケンドラ・ハウス Kendras Houses といわれるハウスです。ケンドラ・ハウスは守護と力のハウスといわれ、ここに惑星が在住すると、その惑星は影響力が増すといわれています。

 ケンドラ・ハウスの強さは、10室が一番強く、つづいて7室、4室、1室の順番になります。

 第266第ローマ教皇フランシスコ1世のチャート、ホロスコープです。

 アセンダント(ラグナ)は双子座で、ここにケートゥも在住しています。4室乙女座には火星、7室射手座には太陽、水星、木星、ラーフが在住しています。9つの惑星のうち6つがケンドラ・ハウスに在住しています。

Pope Francis Ⅰ フランシスコ1世 ラーシ・チャート

Pope Francis Ⅰ フランシスコ1世 ラーシ・チャート

●過去記事 「スーリヤ・グル・ヨーガ(フランシスコ1世のチャート)  2014/12/08」 はこちらです。
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スーリヤ・グル・ヨーガ(フランシスコ1世のチャート)

 スーリヤは太陽、グルは木星のことで、この2つの惑星がコンジャンクション(同室)していると、スーリヤ・グル・ヨーガができます。

 スーリヤ・グル・ヨーガは、高貴のヨーガと呼ばれ、威厳ある堂々とした風格ある態度、品が良く王のような権威をあらわします。

 2013年3月に第266第ローマ教皇に就任した、フランシスコ1世(ベルゴリオ枢機卿)のチャート、ホロスコープです。

 1936年12月17日 21時00分 アルゼンチン・Buenos Aires 58W27 34S36 ZONE 3:00 で作成しています。

  フランシスコ1世のアセンダント(ラグナ)は、双子座にあります。7室の射手座で太陽と木星がコンジャンクションして、スーリヤ・グル・ヨーガができています。

 全世界12億人以上の信徒を有するともいわれるキリスト教最大の教派であるカトリック教会のトップに立つ人のチャートですから、威厳や権威などをあらわすスーリヤ・グル・ヨーガがあるのも当然かもしれませんね。

Pope Francis Ⅰ フランシスコ1世 ラーシ・チャート

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