オペラの題材としても取り上げられたドイツの著述家、ルー・アンドレアス・サロメ Lou Andreas-Salome のチャート(ホロスコープ)です。
1861年2月12日 9時00分 ロシア・St.Petersburg 30E15 59E55 ZONE2:02で作成しています。
ルー・アンドレアス・サロメは1880年にチューリッヒ大学で宗教学、哲学、芸術史の勉強をはじめ、ニーチェやリルケなどと交流しました。1911年には国際精神分析会議に参加した後、フロイトのもとで精神分析の知識を学ぼうとしました。サロメの著作は20世紀後半に入ってからはじめて全体が出版され、その作品で伝統的な世界の中で自分の道を歩もうとする近代的な女性の問題をとりあげました。
著作をあらわす木星は影響力の強さをあらわすケンドラ・ハウスである4室で高揚する星座に在住して気品や高い地位をあらわすハンサ・ヨーガです。文学をあらわす5室ロードで仕事をあらわす太陽は5室にアスペクトバックして5室をよくしています。この太陽は社会的な評価をあらわす11室ロードの土星と星座交換してお互いが強調されています。
ルー・アンドレアス・サロメの父親はロシア皇帝に仕える将軍だったといわれています。
父親をあらわす9室射手座からみると愛国心をあらわす3室に権力をあらわす太陽、名声をあらわす月、社会的な名声をあらわす7室と仕事をあらわす10室ロードの水星がコンジャンクションしています。
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