１９１２年１２月、処女航海の途中で氷山と衝突したタイタニック号は沈没して約１５００名の死者を出した海難事故となりました。
このタイタニック号が出航した時刻のチャートは、このイベントが生まれた瞬間のチャートとして作用するイベント・チャートです。
１９１２年４月１０日 １２時００分 イギリス・Southampton １Ｗ２５ ５０Ｎ５５ ＺＯＮＥ０：００で作成しています。
タイタニック号は１７日にニューヨークに到着する予定でイギリスを出航、カナダ沖で氷山と衝突して２時間４０分後に沈没、救命艇の定員が不足する問題などがあり、翌年ロンドンで開かれた国際会議で船の安全設備充実の発端となったといわれています。
災難をあらわす８室ロードで破壊をあらわす土星は社会的な影響力をあらわす１０室に在住、死をあらわす１２室ロードの水星とコンジャンクションしています。水星は１２室に在住する事故をあらわす火星と星座交換してお互いが強調されています。
異常をあらわすラーフは長距離の移動をあらわす９室で、身体をあらわす太陽と乗り物をあらわす金星とコンジャンクションしています。
イベント・チャート タイタニック号 ラーシ・チャート（ホロスコープ） Titanic Voyage-d1
※このページの内容は、インド占星術の入門から次のステップとしての初級レベルとなります。
インド占星術をはじめて学ぶという人は、先に入門の内容を理解することをおすすめいたします。
●「インド占星術の広場ダルシャナ 入門（ステップ１）の「カテゴリー別 投稿一覧」はこちらです。
●関連記事 「イベント・チャート セウォル号沈没事故 2019/04/15」
「イベント・チャート ヒンデンブルク号爆発事故 2019/05/03」
この記事についての感想などはインド占星術の広場ダルシャナまでどうぞ。 info@darsana.asia
インド占星術の広場ダルシャナは、インド占星術（ジョーティッシュ）に関するいろいろな情報を発信します