隕石が落下した時刻のチャート(ホロスコープ)はこのイベントが誕生した出生チャートとしても作用するものです。
2013年2月15日 9時20分 ロシア・Chelyabinsk 61E22 55N09 ZONE6:00で作成しています。
チェリャビンスク州の隕石落下は原因が隕石と確定している中では史上初の大規模な人的被害をもたらした災害といわれています。直径17mの小惑星が地球の大気圏に突入し強い閃光を放ち、煙の尾をひきながら落下する火球が多数観測され上空15kmから50kmで爆発して複数の破片に分裂落下しました。
イベント自身をあらわす1室には事故や火をあらわす火星がヴァルゴッタマの強さで在住、1室ロードの土星は宇宙や異常をあらわすラーフとコンジャンクション、ラーフは1室にアスペクトしています。この土星とラーフに事故やトラブルをあらわす6室ロードの月が相互アスペクトしています。
隕石が大気圏を超音速で通過して大気との圧力に耐え切れず分裂するという2つの現象により発生したソニックブームによってチェリャビンスクとその周辺で合計4474棟の建物の窓ガラスが割れたりドアが吹き飛ぶなどの被害が発生しました。その範囲は南北180km、東西80kmにもおよび衝撃波で転倒したり割れたガラスの破片などで1491人のけが人が発生しました。
建物をあらわす4室ロードで快適さをあらわす金星は損失をあらわす12室に在住しています。この金星は12室ロードで破壊や恐怖をあらわす土星と星座交換してお互いが強調されています。
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