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6月生まれの有名人 アンドレ・ドランのチャート(ホロスコープ)

マティスらとともにフォーヴィスム(野獣派)に分類されるフランスの画家、アンドレ・ドラン Andre Derain のチャート(ホロスコープ)です。

1880年6月10日 14時00分 フランス・Chatou 2E09 48N54 ZONE0:09で作成しています。

アンドレ・ドランは父の友人だったポール・セザンヌの影響で1895年から独学で絵を描き始め、のちにアカデミア・ジュリアンに入学して本格的に美術を学びはじめました。1905年にはマティスとともにアトリエを借りて制作をはじめ、その年の後半にはフォーヴィスムの原点となる展示サロン・ドートンヌに参加して画期的な作品を展示しました。その後も詩集の挿絵や彫刻、バレエやオペラの美術、衣装を手掛け成功しました。

才能をあらわす5室ロードの土星は5室にアスペクトバックして5室をよくしています。社会的な名声をあらわす7室ロードの木星と専門的な職業をあらわす10室ロードの水星はともに定座に在住して、仕事での成果を得るバドラ・ヨーガと高い地位を得るハンサ・ヨーガです。

アンドレ・ドランは1906年に画商の招待でロンドンへ渡り風景画を描きはじめ、ここで描かれた30点ほどの作品はのちにドランの代表作となりました。また、1921年にはイタリアへの旅行がきっかけとなり古典への回帰が決定的になったといわれています。

外国をあらわす9室には海外をあらわす12室ロードで仕事をあらわす太陽と9室ロードで芸術をあらわす金星がコンジャンクションしています。

アンドレ・ドラン ラーシ・チャート(ホロスコープ) Andre Derain-d1

アンドレ・ドラン ラーシ・チャート(ホロスコープ) Andre Derain-d1

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12月生まれの有名人 モーリス・ユトリロのチャート(ホロスコープ)

20世紀初めのフランスを代表するモンマルトル生まれの画家、モーリス・ユトリロ Maurice Utrillo のチャート(ホロスコープ)です。

1883年12月26日 13時00分 フランス・Paris 2E20 48N52 ZONE0:10で作成しています。

モーリス・ユトリロはアルコール中毒の治療目的で絵を描くことを学び1909年はじめてサロン・ドートンヌに出品、1913年に最初の個展を開きました。ユトリロの作品はほとんどが小路、教会、運河など身近なパリの風景画でその画面からは不思議な詩情と静謐さに満ちているといわれています。

専門的な職業をあらわす10室には芸術をあらわす金星が在住、利益や収入をあらわす2室に在住する10室ロードの土星と星座交換してお互いが強調されています。影響力の強さをあらわすケンドラ・ハウスである4室蟹座には高揚星座に在住する木星が在住、4室ロードの月と星座交換してここでもお互いが強調されています。木星には自分自身をあらわす1室ロードの火星がコンジャンクション、自分の努力で成功を手に入れるグル・マンガラ・ヨーガです。

モーリス・ユトリロの母親シュザンヌ・ヴァラドンはフランス国民美術協会(ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール)初の女性会員となった画家でフランス政府によって買い上げられた作品はのちにパリ国立近代美術館に所蔵されているそうです。

母親をあらわす4室蟹座からみると10室牡羊座の支配星は1室に在住、1室ロードの月と星座交換しています。

モーリス・ユトリロ ラーシ・チャート(ホロスコープ) Maurice Utrillo-d1

モーリス・ユトリロ ラーシ・チャート(ホロスコープ) Maurice Utrillo-d1

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1月生まれの有名人  ポール・セザンヌのチャート(ホロスコープ)

近代絵画の父と呼ばれ、20世紀絵画の扉を開いた後期印象派を代表する画家、ポール・セザンヌ Paul Cezanne のチャート(ホロスコープ)です。

1839年1月19日 1時00分 フランス・Aix en Provence 5E26 43N32 ZONE0:22で作成しています。

ポール・セザンヌは1861年に画家を志してパリに行きますがなかなか認められずサロンでの落選がつづきました。1882年に初めてサロンに入選、1895年に画商アンブロワーズ・ヴォラールがパリでセザンヌの個展を開き成功しパリでも知られるようになりました。セザンヌの作品がようやく評価されるようになるのは晩年になってからで彼の死後に名声と影響力は高まり、没後の1907年サロン・ドートンヌで開催された回顧展では後世に多大な影響を及ぼしたといわれています。この展覧会を訪れた画家にはパブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラック、フェルナン・レジェ、アンリ・マティスなどといわれています。

天職や天命をあらわす10室ロードで心をあらわす月は創作をあらわす5室に在住しています。自分自身をあらわす1室ロードで芸術をあらわす金星は影響力の強さをあらわすケンドラ・ハウスの4室に在住、仕事をあらわす太陽とコンジャンクションしています。

ポール・セザンヌは1880年ころから制作現場をパリから故郷のエクスに移し、1895年の個展を開くまでパリの画壇から知られることなく制作をつづけました。この頃、妻子の存在を隠していたことが父親に知られたことで父子関係が悪化し毎月の送金を減らされてしまったそうです。

家族をあらわす2室とパートナーをあらわす7室を支配する火星は隠れるハウスである12室に在住しています。

ポール・セザンヌ ラーシ・チャート(ホロスコープ) Paul Cezanne-d1

ポール・セザンヌ ラーシ・チャート(ホロスコープ) Paul Cezanne-d1

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