重症急性呼吸器症候群 (ＳＡＲＳ) をはじめて新しい感染症と認定し、国際社会へ報告したイタリア人の内科医、カルロ・ウルバニ　Carlo Urbani のチャート（ホロスコープ）になります。

１９５６年１０月１９日　１３時１５分　イタリア・Castelplanio　１３Ｅ０５　４３Ｎ３０　ZONE０１：００　で作成しています。

カルロ・ウルバニはアンコーナ大学で医学博士号を取得後、世界保健機構に採用され、ベトナムのハノイで主に寄生虫感染症の対策に取り組みました。２００３年には中国からの旅行者が急速に重度化する肺炎に対して、この症候群をＳＡＲＳという新病と認定しました。国境なき医師団イタリア支部の会長をつとめ、同組織が１９９９年にノーベル平和賞を受賞した際には代表団の一人として授賞式に参加しました。

現代医療をあらわす土星は内科をあらわす蠍座に在住、専門技術や科学をあらわすラーフとコンジャンクションしています。自分自身をあらわす１室ロードで医者をあらわす木星は高度な知識をあらわす９室に在住、社会的な評価をあらわす１１室ロードの金星とコンジャンクション、１室にアスペクトバックして１室をよくしています。

カルロ・ウルバニは２００３年にＳＡＲＳに感染し、タイのバンコクで開かれる会議に出席するために訪れた際に発症、同地で亡くなりました。

病気をあらわす６室にはウィルスをあらわすケートゥが単独で在住、生来的な強い凶星である火星と土星からアスペクトを受けて傷ついています。

カルロ・ウルバニ ラーシ・チャート（ホロスコープ）　Carlo Urbani-d1

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