11月生まれの有名人  アルベール・カミュのチャート(ホロスコープ)

史上2番目の若さでノーベル文学賞を受賞したフランスの作家、劇作家、アルベール・カミュ Albert Camus のチャート(ホロスコープ)です。

1913年11月7日 2時00分 アルジェリア・Mondovi 7E49 35N40 ZONE0:00で作成しています。

アルベール・カミュは大学卒業後処女作となるエッセイ集「裏と表」を出版、研究所や記者などの職に就きながら「異邦人」の原型となった小説「幸福な死」を書き上げました。その後も「シーシュポスの神話」、「カリギュラ」、「ペスト」などを刊行、復興期のフランス社会で幅広い読者を得てその文名を高めました。

文学や著作をあらわす木星は影響力の強いケンドラ・ハウスである4室に定座で安定して在住、高い地位などをあらわすハンサ・ヨーガが形成されています。この木星は対向の火星と相互アスペクトすることで自分の努力による成功をあらわすグル・マンガラ・ヨーガに似た惑星配置になっています。

アルベール・カミュは1956年に現代人の二重性と罪の意識をテーマにした「転落」を発表、翌年には短編集「追放と王国」を発表、この年に「この時代における人類の道義心に関する問題点を、明確な視点から誠実に照らしだした、彼の重要な文学的創作活動に対して」戦後最年少の43歳でノーベル文学賞を受賞しました。

才能をあらわす5室の支配星である土星は社会的な評価をあらわす11室にアスペクトしています。この土星は11室の支配星である月にもアスペクト、11室には勲章をあらわすラーフもアスペクトしています。

アルベール・カミュ ラーシ・チャート(ホロスコープ) Albert Camus-d1

アルベール・カミュ ラーシ・チャート(ホロスコープ) Albert Camus-d1

※このページの内容は、インド占星術の入門から次のステップとしての初級レベルとなります。
インド占星術をはじめて学ぶという人は、先に入門の内容を理解することをおすすめいたします。

●「インド占星術の広場ダルシャナ 入門(ステップ1)の「カテゴリー別 投稿一覧」はこちらです。

●関連記事 「6月生まれの有名人 ジャン=ポール・サルトルのチャート(ホロスコープ)  2016/06/21
10月生まれの有名人 アルチュール・ランボーのチャート(ホロスコープ)  2016/10/20

この記事についての感想などはインド占星術の広場ダルシャナまでどうぞ。  info@darsana.asia

インド占星術の広場ダルシャナは、インド占星術(ジョーティッシュ)に関するいろいろな情報を発信します

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です