男性と違ってまだ結婚していな女性は、占いにとても関心が高く、前向きな人が多いですね。女性は特に、結婚する相手によってこれからのライフスタイルが大きく変わるから、というのがその理由でしょうか。

　一方、男性は、占いで何か悪いことを言われるのでは、とビクビクしていたり、中には自分がいつ死ぬのか、と聞いてくる人もいます。他にも、自分はいつ大成功しますか、と大真面目に聞いてくる人もいます。たぶんほとんどインド占星術のことを知らない人なのかもしれませんね。

　インド占星術のことが少しずつわかってくると、ギラギラした感じがはげてきます。そんな人たちがこのサイトにたどりついて記事を読んでいるのではないでしょうか。

　みなさんのまわりに野心家と思えるような人がいたとしたら、その人はどんな感じの人でしょうか。自分の野心を実現することを最優先するあまり、他の人を押しのけたりすることもあるでしょう。そこに、成功している人と、落ちこぼれている人、という違いができて、その人たちの中に葛藤が生まれることになります。同じ目的を求めて、他の人たちとの間には絶えず闘いがあり、そこにある葛藤は、創造的な生き方を作り出すことはないでしょう。

　人が何か好きなことに取り組んでいるときは、どんな気持ちでしょうか。もっとうまくやりたいとか、もっと多くの利益や大きな成果が欲しいとか、考えるでしょうか。ただ単にそれが好きでやっているときは、野心はないはずです。本当に好きなことを見つけて、死ぬまでやっても価値があると思えるものに取り組んでいかなければ、一生がつまらないものになってしまうかもしれません。

　若いときに、自分は本当に何が好きなのかを見つけることがとても重要になります。これを見つけるための助けとなるものが、教育である、とJ.クリシュナムルティは語っています。もう遅い、ということはありません。いまからでも何かにチャレンジすることはできるはずです。

jiddu.krishnamurti　ジッドゥ・クリシュナムルティ

画像はhttp://www.jiddu-krishnamurti.net/より

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