カテゴリー別アーカイブ: 輪廻転生

ダライ・ラマ14世の人生と素顔に迫るドキュメンタリー 6月に公開

  本作品「ダライ・ラマ14世」は、ダライ・ラマ14世を6年間にわたって取材して作られたドキュメンタリー映画です。普段は見ることのできないダライ・ラマ14世の素顔も見ることができる内容のようです。世界平和に貢献する人々の撮影をライフワークとする薄井一議氏と写真家で息子の薄井大還氏親子が企画・撮影し、光石富士朗氏が監督、ネレーションを柄本佑氏が担当。

 公開場所は、渋谷のユーロスペース、配給はブエノスフィルム。

ダライ・ラマ14世 Dalai Lama

ダライ・ラマ14世 Dalai Lama

(©Buenos film/Taikan USUI より) 

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        「インド占星術と生まれ変わり 2014/11/12

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輪廻転生について サムスカーラとは・・・

 サムスカーラというサンスクリット語があります。その意味は、現世や前世の経験がその人の潜在意識に記憶されたもののことで、その人の考え方や行動を形成するもの、といわれています。

 K.N.ラオ先生の「運命と時輪 Astrology,Destiny and the Wheel of Time」の中にも『カルマ・サムスカーラ』が、前生からの精神的傾向として紹介されています。前生に妻とその兄弟の陰謀によって銃撃され亡くなった市長の事例では、ある少年が父親から汚れたカップを片づけるよう言われたことにたいして、「僕はバラモンだから、そんなことはできない」と言ったことがきっかけとなって、少年の前生を調査することになりました。

 誰かの影響を受けたわけでもないまだ小さい子供が、何かに興味を抱いたり、何かを極端に怖がったり、嫌ったりすようなことがあれば、それは、前生の記憶によるものなのかもしれませんね。

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インド占星術と生まれ変わり 4

 『前世を詳細に語る幼児。1993年の大火災で命を落とした女性の生まれ変わりか。(米)』 Techinsight 

 「『前世』というものの概念すらないであろう幼い子が、突然それを語り始めて親を驚かせたという話がたまにある。米国では今、オハイオ州の幼い男の子が自分の前世を語り、それが1993年に起きた大火災とオーバーラップしていることから人々の大きな関心を集めているもようだ。・・・・・」

 このニュース記事はこちらです。

●関連記事 「インド占星術と生まれ変わり2 2014/11/17
        「インド占星術と生まれ変わり3  2015/01/05
        「チベット死者の書  2015/01/07

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チベット死者の書 バルド・トドゥル

 チベット死者の書 The Tibetan Book of the Dead は、バルド・トドゥル Bardo Thodol といわれる経典で、紀元8、9世紀にインドの僧パドマサムバヴァがあらわしたものとされています。この経典は、埋蔵経(テルマ)といわれ、長い間山中の洞窟などに隠されていて、それが必要とされるときに発見される、といわれています。

 チベット死者の書の場合は、東洋学の中心だったオックスフォード大学で学ぶ、1878年アメリカ生まれのエバンス・ヴェンツ Evans Wentz によって発見されました。彼は、ダージリンの下町のバザールで、チベット語もわからないまま、たくさんの書物を買い込みました。その中には、いくつもの重要な経典が含まれていて、その一冊に「バルド・トドゥル チベット死者の書」がありました。

 バルド・トドゥルはチベット語で、バルドは、中間の状態をあらわし、トドゥルは、耳で聞いて解脱する、という意味です。つまり、この経典は、これから死んでいく人に聞かせるお経です。死の直後から耳元で語りはじめて、49日間にわたり延々と語り聞かせる物語です。

 日本とは違ってチベットでは、輪廻を信じているために、死を怖いものとは思っていないし、死がすべての終わりとは考えません。人は死ぬと「バルド」という状態に入って、生と死を繰り返す大きな旅の途中なのだ、と考えます。そして49日の意味は、どんな死者もこの間には輪廻して生まれ変わる、というタイムリミットの日をさしています。

 人は死ぬと必ず輪廻して生まれ変わるので、お墓は必要ないと考えられています。身につける服と同じで、古くなったら服を捨て、また新しい肉体を持つ、という感覚で、意識が抜けてしまった遺体や遺骨などにも、特別な感情はない、という考えですね。

チベット死者の書 The Tibetan Book of the Dead  バルド・トドゥル Bardo Thodol

チベット死者の書 The Tibetan Book of the Dead  バルド・トドゥル Bardo Thodol

(ジブリ学術ライブラリーからDVDが発売されています)

●過去記事 「インド占星術と生まれ変わり 2014/11/12
        「インド占星術と生まれ変わり2 2014/11/17
        「インド占星術と生まれ変わり3 2015/01/05

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インド占星術と生まれ変わり 3

 1982年1月24日、チベット・ラダックで大規模な政治デモがあり、警官が発砲した際に二名が死亡しました。そのうちの一人が、デモのリーダーだったウチョス・ランツォクという僧侶で、銃弾は右足の付け根から左の肩まで貫通していたということです。

 それから2年後の1984年に、ランツォクの出身地で生まれた赤ちゃんが彼の生まれ変わりと信じられるようになりました。その赤ちゃんはスキッジョルといい、2歳のときにはゾッパという名前を与えられました。

 ゾッパには、銃弾に倒れた僧侶、ランツォクの記憶があり、さらにランツォクと同じところに弾丸の痕があり、警官隊に撃たれたときの記憶ももっていました。

 こうして僧侶の生まれ変わりとして認められたゾッパのことは、ラジオでも放送されました。彼は、「トゥルク(化身)」といわれる生まれ変わりで、ゾッパの前生の記憶は、1歳半から4歳まであった、といわれています。

●過去記事 「インド占星術と生まれ変わり 2014/11/12
        「インド占星術と生まれ変わり 2 2014/11/17

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インド占星術と生まれ変わり 2

 『米・4歳児が30年前に死んだ海兵隊員の記憶語る! 生まれ変わりは憑依か、超能力か?』 MSN エンターテイメント  このニュース記事はこちらです。

 ラオ先生も、『運命と時輪 Astrology,Destiny and the Wheel of Time K.N.Rao』の中で、「アイスランド出身でヴァージニア大学教授のイアン・スティーブンソンの調査と、インド国内だけで活動していたパスリチャ教授の調査は、輪廻転生に関する膨大な証拠を提供しています。」と言っていますね。

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インド占星術と生まれ変わり

 インド占星術は、輪廻転生(生まれ変わり)をベースに、人は死んだら終わりではない、という考え方の上に成り立っているといえます。

 人生は一度きりだから、思いっきり楽しまなきゃ、と思って生きている人も多いと思いますが、国によってはトゥルクという制度があって、同一人物の生まれ変わりを国が認める制度があるほど、人々には生まれ変わることは当たり前に信じられています。チベットのダライラマも、生まれる前の記憶をもって生まれてきた人ですね。

 前の生の記憶があるということは、いまは、前の生のつづきを生きている、ということです。前の生で得られた知識をすでにもって生まれてきている、という可能性だってあります。実は、人はみんな前の生の記憶を少しはもっているんじゃないか、と思うのです。普通は、小さい頃に忘れてしまうケースもあるかもしれません。人のクセとか、好きな場所だったり、食べ物の好みなんかもあるかもしれません。例えば、この人とは初めて会ったはずなのに、なんとなく懐かしいな、とか、気が合うな、とか。それは、前の人生のどこかで出会っていた相手なのかもしれませんね。

 知識も実は死んだ後の次の人生につなげていけるものだとしたら、早く手に入れた方がいい、という考え方もありますよね。いま何か人より上手くできることがあれば、それは前の人生で努力して手に入れていたものかもしれません。

 それでは、知識を得るにはどうすればいいのか。それは、打撃です。心と肉体のあらゆる打撃。人間は、そこから火がつくのです。いったん火がつくと、自らの力と知識が発見されるのです。これがカルマです。

 実は、この知識というのは、人の心の中に存在するのです。それを呼び出すための摩擦が必要なのです。実際の火起こし、みたいですが、まさにそういうことです。勉強にしても、仕事にしても、または恋愛も? どれもつらくて大変な面がありますが、それも知識を呼び出すためには必要なことなのです。

 人間は、厚い覆いにおおわれています。覆いおおわれたままの人は無知であり、それが完全に除かれたひとは、全知の人であるとされています。世俗的なものにしても、精神的霊的なものにしても、すべての知識は人間の心の中にあるとされています。ニュートンが万有引力を発見した、と歴史にはありますが、引力はリンゴの中にも、地球の中心にもありません。リンゴが落ちたことがニュートンにヒントを与え、彼は自分の心を研究したのです。さあ、あなたも何かに打撃を受けて、自分の心を研究してみてください。すでに、インド占星術があなたの心の打撃のひとつになっているのかもしれません。

ダライ・ラマ14世

ダライ・ラマ14世

ウィキペディアより

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