インド占星術の中で2つの大きな占星術体系といわれているのが、パラーシャラー占星術とジャイミニ占星術です。そのジャイミニ占星術で表示体として表されるのがジャイミニ・カラカで、それはラーシ・チャート上で各惑星が在住する度数によって決められます。
1.AK Atma Karaka は、アートマ・カラカ 自己の表示体
2.AmK Amatya Karaka アマティヤ・カラカ キャリアや成功の表示体
3.BK Bharatri Karaka ブラトリ・カラカ 兄姉弟妹や父親の表示体
4.MK Matri Karaka マトリ・カラカ 母親の表示体
5.PK Putri Karaka プトリ・カーラカ 子供または知性・創造性の表示体
6.GK Gnati Karaka グナティ・カラカ 不和・病気の表示体
7.DK Dara Karaka ダラ・カラカ パートナー全般の表示体
ジャイミニ占星術の流派によっては、7つの表示体ではなく、4.マトリ・カラカの次に、父親や先祖の表示体として PiK Pitri Karaka ピトリ・カラカを入れているものもあります。
ホロスコープを上で在住する度数が一番大きい惑星がAK Atma Karaka は、アートマ・カラカで、在住度数が一番小さな惑星がDK Dara Karaka ダラ・カラカになります。星座で度数ギリギリに在住している惑星は、AKやDKになりやすい、ということです。
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