インド占星術では12のハウスにそれぞれ象意(しょうい)といわれる意味がありますが、各ハウスをテーマごとに分類、グループ化するという考え方があります。そうすることで、良いハウスや悪いハウス、影響が強いハウスなど、ホロスコープを読み解く大切なポイントのひとつになります。
12のハウスを強さや影響力で3つのグループにわける、という考え方もあります。
1室、4室、7室、10室は、ケンドラ Kendras ・ハウスです。ケンドラ・ハウスは、もっとも強く、もっとも影響力のあるグループで、ここに在住する惑星は、吉星でも凶星でも強い影響力を発揮することになります。
2室、5室、8室、11室は、パナパラ Panaphara ・ハウスです。パナパラ・ハウスは、中くらいの強さや影響力のあるグループとなります。
3室、6室、9室、12室は、アポクリマ Apoklimas ・ハウスです。アポクリマ・ハウスは、もっとも弱く、もっとも影響力の少ないグループとなります。
インド建国の父といわれ、弁護士、政治指導者のマハトマ・ガンジー Mahatma Gandhi のチャートになります。
1869年10月2日 8時24分 インド・Porbandar 69E36 21N38 ZONE 5:21 で作成しています。
アセンダントは天秤座、この1室に火星、水星、金星が在住、4室山羊座にケートゥ、7室牡羊座に木星、10室蟹座に月とラーフが在住しています。ケンドラ・ハウスに、9惑星中7つが在住しています。
ケンドラ・ハウスに7惑星集中しているマハトマ・ガンジーの影響力の強さがよくあらわれています。
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