生まれた時間がわからない、という場合は、といあえず、12時で出生図を作ります。生まれた時間が不明なので、もちろんアセンダントは決まりません。動きの速い惑星である、月のある星座もずれるかもしれません。それでも、出生図から読みとれることはかなりありますので、心配しなくても大丈夫です。
生まれた時間がわからない、という人は、自分の人生にいつどんな出来事が起こったか、できるだけたくさんのイベントを思いだして、記録することをおすすめします。まず子供の頃にどんな病気やケガをした、とか。両親はどんな仕事をしていた、とか。大学ではな何を専攻していたか、就職したのはいつどんな職業で、いつ転職した、とか。もちろん恋愛、結婚、出産などの大きなイベントも重要です。兄弟姉妹のことなども参考になります。このような情報をもとに、あなたの出生時刻を推定していく作業のことを時刻修正(レクティファイ)と言います。
人生の節目表ともいえるヴィムショタリー・ダシャーを参考にしながら、今までの人生で起こった出来事のタイミングとダシャーのタイミングを照らし合わせて考えていきます。インド占星術のヴィムショタリー・ダシャーは、人生の転機をはっきりとナビゲートしてくれるもので、このタイミングを知ることができれば、自分にいつごろ大きな転換期が訪れるのかを知ることができるので、いろいろと覚悟や準備をすることもできますね。
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