個人とは別に、『分人』という考え方がある。
先日、ラジオで作家の平野啓一郎さんがお話していました。
『分人』ってなに?
調べてみると、「 たった一つの人格 indivisual を持つのではなく、対人関係ごとに異なる人格 dividual を分けることができるという考え方のこと」 だそうです。 - ウィキペディア ドーン(小説) より –
一人の人間がいくつもの存在に分けられる。
ちょっと意味は違いますが、インド占星術的には、人にはヴィムショタリー・ダシャーのマハー・ダシャーの数だけ人格がある、といわれています。
マハー・ダシャーの惑星とは、太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星、ラーフ、ケートゥの9惑星ですが、人はそれぞれのマハー・ダシャーの惑星の時期にそれぞれ別の人格のように生きることになる、ということです。
太陽期に太陽の人格として6年間生きたとしたら、次の月期10年間は月期の人格として生きる、ということです。
太陽期の自分と、月期の自分はまったく別人格なので、同じ一人の人間でもまるで別の人間のように考え、行動するようになる、ということですね。
それくらいマハー・ダシャーの切り替わりは、人に大きな影響をおよぼす、というのがインド占星術の考え方です。
さて、今あなたのマハー・ダシャーは何期ですか。そして次のマハー・ダシャーの切替りはいつ訪れるでしょうか。
この記事についての感想などはインド占星術の広場ダルシャナまでどうぞ。 info@darsana.asia
インド占星術の広場ダルシャナは、インド占星術(ジョーティッシュ)に関するいろいろな情報を発信します