「走れメロス」、「斜陽」、「人間失格」など、珠玉の名作といわれる作品を数多く世に送り出した作家、太宰治さんのチャート(ホロスコープ)です。
1909年6月19日 16時44分 青森県・金木町 140E27 40N54 で作成しています。
太宰治さんは、高校在学中より作家を志すようになり、卒業後、東京帝国大学文学部仏文学科に入学、小説家になるために井伏鱒二に弟子入りします。1933年に短編を発表し、同人誌に参加しながら発表した「逆行」で芥川賞候補となりますが落選しました。その後は、佐藤春夫に師事し、1936年には短編集「晩年」を刊行しました。その後も優れた短編を発表し、1947年には長編小説「斜陽」が評判となり流行作家となりました。
文学をあらわす木星は、仕事の10室に在住して、自分自身をあらわす1室の支配星である火星と相互アスペクト、自分の努力で成功を手に入れることをあらわすグル・マンガラ・ヨーガに似た惑星配置になっています。
太宰治さんは、4回の自殺未遂の後、1948年には愛人との玉川上水で入水自殺によりこの世を去りました。
心をあらわす月は、精神的苦悩をあらわす8室に在住しています。この月は、仕事をあらわす太陽とコンジャンクションして、光の弱い月であることからも、心の弱さがあらわれています。
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