大英博物館にその写しが所蔵されている、古代メソポタミアのムル・アピン粘土板(MUL.APIN)には、66の星座のリストが存在しているそうです。
その中に、牡羊座は、Anu mul lu HUN.GA Agru というシュメール語で記述れていて、その意味は、雇夫 こふ、だそうです。
雇夫こふ、というのは、 古代で麦まきの農繁期に雇われる農夫たちのことです。牡羊座は、火星の星座で、しかも火のエレメントの星座ですから、人の上に立って指令をだすような立場といえます。ここから、農耕のために雇夫を雇い入れてはたらかせるという、古代の牡羊座の意味が理解できそうですね。
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