惑星がもっとも強くなる高揚・最高星位の星座から7番目の星座(対向の星座)は、惑星がもっとも弱くなる場所、減衰・最低星位(Debilitation/Neecha:ニーチャ)といわれる場所です。この減衰・最低星位も、高揚・最高星位と同じように度数が決められていて、その度数に近いほど惑星が弱くなるといわれています(度数は高揚・最高星位と同じ度数です)。
太陽は天秤座が減衰の星座で、その度数は0度から10度までです。太陽が天秤座に在住して、10度に近いほど太陽の力は弱くなります。
月は蠍座が減衰の星座で、その度数は0度から3度までです。月が蠍座に在住して、3度に近いほど月の力は弱くなります。
火星は蟹座が減衰の星座で、その度数は0度から28度までです。火星が蟹座に在住して、28度に近いほど火星の力は弱くなります。
水星は魚座が減衰の星座で、その度数は0度から15度までです。水星が魚座に在住して、15度に近いほど水星の力は弱くなります。
木星は山羊座が減衰の星座で、その度数は0度から5度までです。木星が山羊座に在住して、5度に近いほど木星の力は弱くなります。
金星は乙女座が減衰の星座で、その度数は0度から27度までです。金星が乙女に在住して、27度に近いほど金星の力は弱くなります。
土星は牡羊座が減衰の星座で、その度数は0度から20度までです。土星が牡羊座に在住して、20度に近いほど土星の力は弱くなります。
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