1960年代から1980年代前半にかけて活躍したアメリカのソウル歌手、マーヴィン・ゲイ Marvin Gaye のチャート(ホロスコープ)です。
1939年4月2日 11時58分 アメリカ・Washington 77W02 38N54 ZONE 5:00 で作成しています。
マーヴィン・ゲイは、常に独創的なアイデアをもった先駆的な楽曲を数多く制作し、黒人ミュージシャンを含む、世界のミュージシャンに大きな影響を与えつづけるクリエイターといわれています。1971年に発売されたアルバム「What’s Going On(ホワッツ・ゴーイン・オン)」は、華麗で美しい楽曲とすきのない緻密なアレンジによる音楽性が絶賛され、大ヒットを記録します。1983年には、マイケル・ジャクソンやスティーヴィー・ワンダーらをおさえ、グラミー賞を受賞しました。
音楽をあらわす3室の支配星である水星が、3室にアスペクトバックして3室をよくしています。この水星は、仕事をあらわす太陽とカリスマをあらわす土星とコンジャンクションしています。才能をあらわす5室の支配星である火星は、社会的影響力をあらわす10室も支配するラージャ・ヨーガ・カーラカで、社会的名声をあらわす7室の支配星である土星と特別な相互アスペクトを形成しています。
マーヴィン・ゲイが子供のころから音楽に没頭するようになったきっかけは、厳格な牧師であった父親の常軌を逸した躾といわれています。ここで受けた精神的な虐待は、マーヴィン・ゲイの人生に大きな影を落とすことになりました。1984年には、自宅で父親と口論になった際に、逆上した父親が彼に対して発砲し、45歳の誕生日の前日に彼は帰らぬ人となりました。
父親をあらわす9室の支配星である木星は、精神的な苦悩をあらわす8室に在住しています。この木星にコンジャンクションしている金星は、木星にとって敵対惑星で、さらに4室と11室を支配する凶星化した金星です。父親をあらわす惑星である太陽は、損失をあらわす12室の支配星である水星と、生来的強い凶星である土星とコンジャンクション、さらに、生来的に強い凶星である火星から4番目のアスペクトを受けて傷ついています。
マーヴィン・ゲイ ラーシ・チャート(ホロスコープ) Marvin Gaye D1
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