「リツ子・その愛」、「リツ子・その死」、「火宅の人」などの著作で知られる直木賞作家、檀一雄さんのチャート(ホロスコープ)です。
1912年2月3日 6時00分 山梨県・都留市 138E54 35N33 で作成しています。
檀一雄さんは、転勤族だった父親の影響のためか「帰巣本能に乏しい」と語っていて、山梨、栃木、福岡、東京、ポルトガルなど世界中への放浪を繰り返した生涯だったといわれています。その放浪によって自らの作品や料理の知識などを得ていたともいわれています。
家庭をあらわす4室には生来的な凶星である土星とラーフが在住して4室を傷つけています。また、才能をあらわす5室と社会的な行動をあらわす10室の支配星で、ラージャ・ヨーガ・カーラカの強さをもつ金星が異郷の地をあらわす12室に在住しています。
檀一雄さんは9歳のときに母親が出奔し、父親が料理を作れなかったことや小学校に上がっていない妹3人がいたことなどもあってやむなく料理をはじめましたが、その結果、後に文壇屈指の料理人といわれるようになり料理本なども執筆しています。
心をあらわす月は飲食をあらわす蟹座に定座で安定しています。この月に仕事をあらわす太陽と文筆をあらわす水星がアスペクトしています。
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インド占星術をはじめて学ぶという人は、先に入門の内容を理解することをおすすめいたします。
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