女性としてノーベル賞を初めて受賞した物理学者、化学者のマリ・キュリー Maria Curie のチャート(ホロスコープ)です。
1867年11月7日 12時00分 ポーランド・Warsaw 21E00 52N15 ZONE1:24で作成しています。
マリ・キュリーは、1891年パリのソルボンヌ大学に入学し、その4年後に世界的な学者であるピエールと結婚、夫婦で研究を重ね1902年に純粋なラジウムの抽出に成功、世界の放射線治療の革新的応用を無償で提供し、1903年にノーベル賞を受賞しました。
化学をあらわす蠍座に、科学をあらわす火星が定座で在住、この蠍座には努力や集中力をあらわす3室の支配星である土星、社会的影響力をあらわす10室の支配星である水星、社会的評価や勲章をあらわす11室の支配星である金星と、4つの惑星が集中しています。この蠍座は、外国をあらわす12室です。
アパルトマンで極貧の生活を送っていた夫婦は、ようやくノーベル賞受賞で庭つきの家に住めるようになりますが、1906年に夫は足をすべらせ荷馬車に轢かれ死亡、その後継者としてマリは、中断されていた大学の講義を継続することになりました。
精神的な強さをあらわす3室に、研究をあらわす8室の支配星である月と自分自身をあらわす1室の支配星である木星がコンジャンクションしています。このコンビネーションは、成功と名声をあらわすガージャケーサリィ・ヨーガです。
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