中国のお話をご紹介します。
「昔、太陽は父、月が母、星が子供たちで、これらは家族だった。月は子供思いだが、太陽は残忍で、朝早く家を出た子を食べ、夕方遅く帰った子を食べていた。その子たちの血が朝焼けと夕焼けである。
このような太陽のおこないが、とうとう月にばれて、月は太陽と別れた。月の流した涙が夜露になり、月の歯ぎしりが雷鳴、霰(あられ)は月の歯である。月は星とずっといっしょにいるが、太陽は一人ぼっちである」
太陽が父親をあらわし、月が母親をあらわすというところは、インド占星術でも同じです。チャート(ホロスコープ)でも太陽で父親の特徴、月で母親の特徴をそれぞれ見ることができます。また、太陽と月の位置関係から、両親の関係を見ることもできます。
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