日別アーカイブ: 2014年12月22日

ハウスの分類 トリコーナ・ハウス(ダライ・ラマ14世のチャート)

インド占星術では12のハウスにそれぞれ象意(しょうい)といわれる意味がありますが、各ハウスをテーマごとに分類、グループ化するという考え方があります。そうすることで、良いハウスや悪いハウス、影響が強いハウスなど、ホロスコープを読み解く大切なポイントのひとつになります。

 1室、5室、9室は、トリコーナ・ハウス Trikonas Houses といわれるハウスです。トリコーナ・ハウスは幸運のハウスといわれ、ここに惑星が在住すると、その惑星は吉星化するといわれています。

 トリコーナ・ハウスの強さは、9室が一番強く、つづいて5室、1室の順番になります。

 チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ(Dalai Lama)14世のチャート、ホロスコープです。

 1935年7月6日 4時38分 中国・Tengster Village 101E12 36N32 Zone 6:45 で作成しています。

 アセンダント(ラグナ)は双子座で、ここに太陽、水星、ケートゥが在住しています。5室天秤座には木星、9室水瓶座には土星が在住しています。9つの惑星のうち5つがトリコーナ・ハウスに在住しています。

ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世 ラーシ・チャート

ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世 ラーシ・チャート

●過去記事 「インド占星術と生まれ変わり2  2014/11/17」 はこちらです。

この記事についての感想などはインド占星術の広場ダルシャナまでどうぞ。 info@darsana.asia

インド占星術の広場ダルシャナは、インド占星術(ジョーティッシュ)に関するいろいろな情報を発信します