実存主義を広め、世界中の若者に多大な影響を与えた哲学者、ジャン=ポール・サルトル　Jean-Paul Sartre のチャート（ホロスコープ）です。

１９０５年６月２１日　１８時４５分　　フランス・Paris　　２Ｅ２０　　４８Ｎ５２　　ZONE　１：００　で作成しています。

サルトルは、パリのブルジョワ知識人階級の中で育ち、１９２３年同人雑誌に短編小説を発表しました。１９３１年には高等中学校哲学科の教師となり、後にベルリンに留学、パリにもどり教師をするかたわら執筆活動を行い、１９３８年に小説「嘔吐」を出版し名声を得ました。１９４５年には雑誌を発行し、評論や小説、劇作などを通じて発表されたサルトルの実存主義は、戦後世界中を席巻することとなり、特にフランスでは絶大な影響力を持ちました。

研究をあらわす８室の支配星である水星は、８室に定座で安定しています。この水星には、社会的影響力をあらわす１０室の支配星で、仕事をあらわす太陽がコンジャンクションしています。

サルトルは、１９６４年にノーベル文学賞に選ばれますが、これを辞退しました。その数年前にはレジオンドヌール勲章も辞退していて、公的な賞をすべて辞退しています。

社会的評価や勲章をあらわす１１室は、在住する惑星はありませんが、両側のハウスに生来的な凶星である火星とラーフが在住して、パーパ・カルタリの状態で傷ついています。また、１１室の支配星である水星は、精神的な苦悩をあらあす８室に在住しています。

ジャン=ポール・サルトル　ラーシ・チャート（ホロスコープ） Jean-Paul Sartre D1

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