8月生まれの有名人 マーガレット王女のチャート(ホロスコープ)

ジョージ6世とエリザベス・バウエス=ライオンの次女で、現女王エリザベス2世の妹にあたる、マーガレット王女 Princess Margaret のチャート(ホロスコープ)です。

1930年8月21日 21時22分 スコットランド・Glamis 3W00 56N36 ZONE 1:00で作成しています。

マーガレット王女は、1936年、伯父エドワード8世の退位にともなって父アルバートがジョージ6世として即位し、家族とともにバッキンガム宮殿に移住しました。

家系や家柄をあらわす1室の支配星で、富や繁栄をあらわす金星は、威厳をあらわす5室に在住して、5室の支配星である水星とコンジャンクションしています。王室をあらわす太陽は、王室をあらわす獅子座でムーラトリコーナの強さで在住しています。

マーガレット王女は、14歳のときに父の侍従官となったピーター・タウンゼント大佐と出会い恋に落ちますが、大佐は既婚者で二人の子持ち、16歳も年上だったこともあって、二人の関係は長く公然の秘密とされました。大佐が妻と離婚後、王女にプロポーズ、王女も承諾しますが、英国王室と議会は反対し、大佐をベルギーの大使館に異動させ、3年ほど後に破局することになります。その裏には、政府首脳と王族たちが、もしも大佐と結婚するならば、継承権はおろか、王族としての年金もはく奪し、英国国教会も結婚を認めないという条件を出したといわれています。

パートナーをあらわす7室は、在住する惑星はありませんが、土星とケートゥによってはさまれて、パーパ・カルタリの状態で傷ついています。7室の支配星である火星は、精神的苦悩をあらわす8室の支配星である木星とコンジャンクション、さらに、権力をあらわす10室の支配星である土星から7番目のアスペクト、陰謀をあらわすケートゥから9番目のアスペクトを受けて傷ついています。

マーガレット王女 ラーシ・チャート(ホロスコープ) Princess Margaret D1

マーガレット王女 ラーシ・チャート(ホロスコープ) Princess Margaret D1

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