今年も残すところあとわずか、まもなく新年、お正月を迎えます。日本人にとって元旦というのは、一年の大きな節目として、新しい目標を立てたり、気持ちを新たに入れ替えるのにふさわしいとき、といえます。
お正月は、毎年多くの人が神社仏閣などに初詣に出かけます。そこでいろいろなお願いごとをしながら、神様や仏様に手を合わせますが、カルマという考え方では、ほんとうに自分のものになるものは、自分の手で稼いだものだけ、といわれています。
自分の手で稼いだものでなければ、何ひとつ手に入れることはできない、ということです。それは、自分のカルマが、自分のものとして得られるものや、理解し得るものを決定する、ということでもあります。
また、現在の状態は自分の過去の行為の結果である、現在の自分の行動が将来の結果を生む、というのがカルマの考え方です。自分の現在の状態に対する責任は、自分自身にある、ということです。
●カルマ 過去記事 「カルマについて 2014/11/09」
「かたちあるものとないもの 2014/11/11」
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