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6月生まれの有名人 サン・テグジュペリのチャート(ホロスコープ)

 「星の王子さま」の原作者で、フランスの作家、操縦士のサン・テグジュペリ  Saint-Exupéry のチャート(ホロスコープ)になります。

 1900年6月29日 9時15分 フランス・リヨン 4E51 45N45 ZONE 2:20 で作成しています。

 アセンダント(ラグナ)は、蟹座で、月と水星がコンジャンクションです。サン・テグジュペリは、兵役を志願して、陸軍飛行連隊に所属して軍用機の操縦士になりました。その後、郵便輸送のためのパイロットとして、ヨーロッパと南米間の飛行航路を開拓する仕事に携わったり、第二次大戦での召集では、飛行教官を務めました。1室蟹座の惑星である月が1室に在住していることは、とても勇敢であることを意味しています。また、乗り物の運転や操縦をあらわす3室乙女座の惑星である水星も1室に在住していますから、飛行機のパイロットという仕事をしていたことをあらわしています。

 パイロットでの体験から1929年にデビュー作を発表し、その後も、戦争体験をふまえた作品などを発表、1943年に「星の王子さま」を発表します。文学をあらわす木星は、文学をあらわす5室蠍座に在住して、人気や名声をあらわす月と文筆をあらわす水星が在住する1室蟹座に9番目のアスペクトをしています。

サン・テグジュペリ Saint-Exupéry ラーシ・チャート(ホロスコープ)

サン・テグジュペリ Saint-Exupéry ラーシ・チャート(ホロスコープ)

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        「星の王子さま サン・テグジュペリのチャート(ホロスコープ) 2015/01/12

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星の王子さま サン・テグジュペリのチャート(ホロスコープ)

 いくつかの惑星を旅する王子さまは、ある小惑星で一人の王様と出会います。この王様は、自分の権威が傷つかないことだけに執着しています。また、この王様は、他の惑星のことを「あれらみんなを支配している」と言いました。

 ある惑星では、事業家(ビジネスマン)にも出会います。その事業家はとても忙しく、計算ばかりしていて、王子さまがやってきても顔を上げようともしません。王子さまは「なにを計算しているのか」とたずねると、「惑星の数だ」と言いました。王子さまは「その星をどうするのか」とたずねると、その事業家は「どうもしやしないさ。所有しているだけだ」と答えました。王子さまが他の惑星で王様に会ったことを話すと、その事業家は「王様は所有しないんだ。支配するんだ。所有するのと支配するのとでは、大違いだよ」と言いました。

 この王子さまと事業家のやりとりを聞いていると、サン・テグジュペリは占星術的な知識も持ち合わせていたのかも、と思わせますね。

 サン・テグジュペリ Saint-Exupéry のチャート(ホロスコープ)になります。

 1900年6月29日 9時15分 フランス・リヨン 4E51 45N45 ZONE 2:20 で作成しています。

 アセンダント(ラグナ)は、蟹座19:12、月と水星とコンジャンクションです。

サン・テグジュペリ Saint-Exupéry ラーシ・チャート(ホロスコープ)

サン・テグジュペリ Saint-Exupéry ラーシ・チャート(ホロスコープ)

 

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子供のころの夢は何ですか?

サン・テグジュペリ Saint-Exupéry デッザン1

サン・テグジュペリ Saint-Exupéry デッザン1

 このイラストに見覚えがあるでしょうか。
 いったい何に見えますか?

 星の王子さまで有名なフランスの作家、サン・テグジュペリが子供のころにはじめて描いたデッサンです。彼はこの絵を大人たちに見せます。大人たちは「帽子でしょ」と答えますが、彼は帽子を描いたわけではありませんでした。

次は、6歳のサン・テグジュペリが2番目に描いたデッサンです。

サン・テグジュペリ Saint-Exupéry デッザン2

サン・テグジュペリ Saint-Exupéry デッザン2

 彼は、帽子を描いたわけではなく、象を飲み込んで消化しているウワバミ(巨大なヘビ、おろちのこと)を描いていたのです。大人たちは、こんな絵なんか放っておいて、地理とか歴史、算数とか文法に興味をもつように忠告します。6歳だったサン・テグジュペリは絵描きになることをあきらめて、飛行機のパイロットになりました。それでもサン・テグジュペリは、43歳のときに自身で描いた素朴な挿絵を含めた「星の王子さま」を出版することになります。

 サン・テグジュペリのように、子供のころに思い描いていた夢を、まわりの大人たちにつぶされた、というような経験をされた人もいると思います。でも、絵描きではないけれど、彼のように40歳を過ぎてから出版というかたちで絵を世に送り出すという夢を叶えてしまうこともありますね。

 自分は本当はなにがやりたかったのだろう。小さかったころの記憶をもう一度よみがえらせてみてはどうでしょうか。これから先、未来につながるヒントが隠れているかもしれませんね。

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