インド占星術で使用する、ラーフ&ケートゥを除く7つの惑星で、一番遠くにあるのが土星です。太陽からの平均距離は14億2929万キロメートルと、木星の2倍ちかくも遠いところにあります。大きさは、木星の次に大きく、直径は地球の約9倍です。ところが、土星の平均密度はとても小さくて、なんど水よりも小さいそうで、もしも土星を水の中に入れたら、浮かぶかもしれません。
土星といえば、まわりをグルっととりまいている円盤のような環が特徴的です。この環をはじめて発見したのは、ガリレオ・ガリレイということです。気になるのは、この環はいったい何でできているのか。その答えは「環」です。たくさんの細かい環がいくつも集まって、環を形成しているということです。それでは、その小さい環は、何でできているか。答えは、数ミリから数メートルもあるといわれる岩石や氷のつぶの集まりだそです。
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