タグ別アーカイブ: Duhsthanas Houses

ハウスの分類 ドゥシュタナ・ハウス(オノ・ヨーコのチャート)

インド占星術では12のハウスにそれぞれ象意(しょうい)といわれる意味がありますが、各ハウスをテーマごとに分類、グループ化するという考え方があります。そうすることで、良いハウスや悪いハウス、影響が強いハウスなど、ホロスコープを読み解く大切なポイントのひとつになります。

 6室、8室、12は、ドゥシュタナ・ハウス Duhsthanas Houses といわれるハウスです。ドゥシュタナ・ハウスは一般的には不幸や不運のハウスといわれ、ここに惑星が在住すると、その惑星は傷つくといわれています。

 ドゥシュタナ・ハウスの強さは、8室が一番強く、つづいて12室、6室の順番になります。

 故ジョン・レノン氏の妻オノ・ヨーコさんのチャート、ホロスコープです。

 1933年2月18日 20時30分 東京 139E46 35N42 で作成しています。

 アセンダント(ラグナ)は乙女座です。6室水瓶座に太陽、水星、ラーフが在住しています。12室獅子座には火星、木星、ケートゥが在住しています。9つの惑星のうち6つがドゥシュタナ・ハウスに在住しています。オノ・ヨーコさんの場合、8室には惑星は在住していません。

 ドゥシュタナ・ハウスに在住すると、たしかにその惑星は悪い方向に影響をおよぼす傾向がありますが、例えば12室は、精神性霊性にとっては良いハウス、という見方もできます。

オノ・ヨーコ ラーシ・チャート

オノ・ヨーコ ラーシ・チャート

この記事についての感想などはインド占星術の広場ダルシャナまでどうぞ。 info@darsana.asia

インド占星術の広場ダルシャナは、インド占星術(ジョーティッシュ)に関するいろいろな情報を発信します