インド占星術では12のハウスにそれぞれ象意(しょうい)といわれる意味がありますが、各ハウスをテーマごとに分類、グループ化するという考え方があります。そうすることで、良いハウスや悪いハウス、影響が強いハウスなど、ホロスコープを読み解く大切なポイントのひとつになります。
1室、4室、7室、10室は、ケンドラ・ハウス Kendras Houses といわれるハウスです。ケンドラ・ハウスは守護と力のハウスといわれ、ここに惑星が在住すると、その惑星は影響力が増すといわれています。
ケンドラ・ハウスの強さは、10室が一番強く、つづいて7室、4室、1室の順番になります。
第266第ローマ教皇フランシスコ1世のチャート、ホロスコープです。
アセンダント(ラグナ)は双子座で、ここにケートゥも在住しています。4室乙女座には火星、7室射手座には太陽、水星、木星、ラーフが在住しています。9つの惑星のうち6つがケンドラ・ハウスに在住しています。
●過去記事 「スーリヤ・グル・ヨーガ(フランシスコ1世のチャート) 2014/12/08」 はこちらです。
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