タグ別アーカイブ: 出生図

惑星配置から読みとることができること

 出生時刻がはっきりして、出生図のアセンダントが確定すると、アセンダントのある位置を第1室とします。そこから時計回りに2室、3室・・・12室と見ていきます。1室は、自分の特徴や性格、容姿や健康などを見るハウス。7室はビジネスパートナーとか結婚相手などを見るハウス。ハウスによって読みとることができるテーマがあります。

 出生図、チャートとは、あなたが生まれた瞬間の惑星配置を表したものです。太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星、ラーフ、ケートゥ、この9つの惑星がどのハウスに入っているか。例えばひとつのハウスに3つも惑星が入っている場合は、そこにあなたの人生のテーマがあると言ってもいいでしょう。

 例えば出生図は、こんな見方をすることもできます。わかりやすくするために、1室の中心とと7室の中心を線で結んでチャートを2分割してみてください。あなたが生まれた時、1室の中心から時計回りに7室の中心までの位置、つまり1室の中心から、2室、3室、4室、5室、6室、7室の中心までにある惑星は、地球の反対側、言い換えれば、自分の位置から見て地中にあるので、実際には見えない位置にあることになります。反対に、7室の中心から順番に8室、9室、10室、11室、12室、1室の中心までにある惑星は、空に見えていた惑星ということになります。地中に隠れたハウスは、プライベートな部分だったり、家族や家庭を表すハウスが入っています。逆に地上に見えているハウスは、仕事を表すハウスや社会的に関わっていくを表す部屋が入っています。このように出生図を半分に分割して惑星の配置を見てみると、地中側に惑星が多くある人は、プライベートを大事にする人、地上側に惑星が多くある人は、社会的に仕事を通して多くの人と関わっていく人、こんな見方をすることもできます。

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インド占星術であなたは何座?

 ご自分の出生図を見て、「えっ?私って魚座だったの」、射手座だと思ってたのに、という方も多いことでしょう。
雑誌やテレビなどの占いコーナーの星座は、その人が生まれた時の太陽が位置した星座を指して、あなたは○○座、と言っています。
インド占星術では、その人が生まれた瞬間に、東の地平線上に上昇してきた星座をもって、あなたは○○座、と言っています。これがあなたのアセンダントの位置のことになります。アセンダントは、約2時間ごとにひと星座動きます。1日24時間で12星座をぐるりとひと回りします。同じ日に生まれても、時間が2時間違えばアセンダントも変わるわけです。インド占星術では、このアセンダントがあなた自身の特徴をあらわす大切なポイントになります。

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はじめて手にしたインド占星術の出生図

 はじめて自分のインド占星術の出生図を見たとき、どんな印象を持つでしょうか。
占星術の知識がまったくない人にとっては、何が書いてあるのかさっぱりわからない、そう思っても無理はありませんね。
マスの中にローマ字や数字が並んでいたり、日付のような数字の表があったり・・・
でも、このインド占星術の出生図こそが、あなたの性格や意識、人生の目的や運気など、いろいろなことが描かれた地図のようなものなのです。

 自分の出生図だけを眺めているよりも、誰かの出生図と比較してみると、何か発見があるかもしれません。
もしも誰か気になる異性がいたら、その人の出生時刻や出生場所までわからなくても、生年月日さえわかれば出生図を作ることができるので、自分とその人の出生図を並べて眺めてみてはどうでしょうか。何か共通点が見つかるかもしれません。同じ星座に同じ惑星が入っている、同じ惑星が対向の星座に入ってる、など。あなたがなぜその相手にひかれるのか、その理由が惑星配置によってあらわれているのかもしれません。または、同性でとっても気があうお友達とも共通点が見つかるかもしれませんね。好きな相手、気があう人とは逆に、どうしてもうまくなじめない人と感じてしまう人の惑星配置にも、きっと何らかの理由があるはずです。

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自分の出生図を知りたい人へ

 どんな人でも、いままで人生の節目をいくつか経験されていることと思います。
インド占星術の魅力のひとつは、例えば数メートル先に見えている出来事を右か左か決めるということではなく、大きな人生の流れを知ることができることではないでしょうか。
もっと大きくとらえれば、前生にどのような人生を生きてきて、それが原因となり、その結果として今生生まれてきた意味と人生の目的が、生まれた瞬間の惑星配置から読みとることができるという、奥の深い学問ともいえるものがインド占星術なのです。

 惑星にはまったく興味がなくて知識がないという人でも、カレンダーの月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日、日曜日は知っているでしょう。インド占星術では、この7つの惑星、月、火星、水星、木星、金星、土星、太陽と、月と太陽の軌道の交点をあらわすラーフとケートゥの9つの惑星を使って表現します(ラーフとケートゥは実在しない惑星です)。

 インド占星術は、12ある星座(牡羊座、牡牛座・・・ 魚座)に9つの惑星がどこに散らばってりうのかを見ることで、様々な事柄を見ていくものです。
自分がどの町で、そして何時何分に生まれたか。朝に生まれたのか、夜に生まれたのかも知らない人も多いことでしょう。お母さんが母子手帳を持っていたら、生まれた場所や時間も明確にわかるでしょう。そのデータがあれば、人生の大きな節目も知ることができます(わからなくても、少しズレが生じますが、見ることはできます)。これがヴィムショタリ・ダシャーというもので、120年分出すことができる、人生の節目表です。

 生まれた瞬間、どこの星座にどの惑星があったのかをあらわしたのもが出生図、つまりチャートと呼ばれるもので、その横に人生の節目をあらわすヴィムショタリ・ダシャーが表示されます(○○年○○月○○日まで、1枚の用紙に刷り出されます)。

 実際に占星術の細かなことが何もわからなくても、ヴィムショタリ・ダシャーは誰にでも人生の節目をしっかりあらわしてくれているはずです。サイクルは、太陽期6年、月期10年、火星期7年、水星期17年、木星期16年、金星期20年、土星期19年、ラーフ期18年、ケートゥ期7年です。これを合計すると120年生きてすべての人生の波を経験することができるのですが、普通はそんなに長くは生きることができません。つまり『120年のサイクルの中のどの位置を今自分が生きているのですか?』ということを知ることができるのです。いわば人生の地図のようなものです。例えばAさんとBさん。現在同じ金星期を生きているのにAさんの金星期は華やかで楽しくても、Bさんの金星期はつらい時期である場合もあります。これは、出生図から読みとることができます。

 それぞれの惑星のサイクルを見ると、意外と十数年、20年近いスパンのダシャー(サイクル)は多いです。ですから長いダシャーが終わると、より一層人生の節目というものを認識できるはずです。誰かに何かを言われたわけでもないのに、急に他の仕事をやりたくなったり、新しいパートナーが見つかったり、住まいを引越したり・・・

 自分の出生図を見てみたいと思った人は、メールで生年月日、生まれた市区町村名、時刻をお知らせください。出生図を作成してお送りいたします。 info@darsana.asia

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