太陽からの平均距離が5791万キロメートルと、惑星のなかで太陽にもっとも近いのが水星です。太陽から受ける光や熱は、地球のおよそ7倍といわれています。どれくらい熱いかというと、昼には表面が摂氏400度まで高くなるそうですから、地球の夏とは比べものになりません。ところが水星は、とても動き(自転)が遅いために、一度太陽の裏側になると、今度は急速に熱が失われて、夜明け前には、摂氏マイナス160度まで下がるそうですから、これも地球の冬とは世界がまったく違います。
水星が太陽のまわりを一周するのにかかる時間は、88日だそうです。そして、水星が自転するのにかかる時間は、59日。ということは、水星の1日を夜明けから日没までと考えると、地球で考えると176日かかるそうです。水星の一日は地球の一年よりも長い、ということです。
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