タグ別アーカイブ: 7つの惑星

支配とは・・・

 これまで、「惑星が自分の星座に在住する」といういい方をしてきましたが、これを「支配」といいます。

 まず、ラーフとケートゥ以外の太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星の7つの惑星には、それぞれ自分の星座(定座・自室)があることはすでに理解していると思います。この自分の星座のことを、ある惑星がその星座を「支配」する、といいます。例えば、太陽の星座は獅子座ですから、太陽は獅子座を支配する、といいます。また、獅子座の「支配星」は太陽、といういいかたもします。支配は英語で、ロード lord とか ルーラー ruler ということも覚えておいてください。

 この「支配」という考え方は、星座だけでなくハウスにも使います。例えば牡羊座アセンダントのホロスコープの場合、1室牡羊座は火星の星座になります。その場合は、「火星は1室を支配する」とか「1室の支配星は火星」などといいます。英語でいうと、「1室ロードは火星」というようにいいます。7室天秤座は金星の星座になります。その場合、「金星は7室を支配する」とか、「7室の支配星は金星」といいます。

※このページの内容は、インド占星術の入門から次のステップとしての初級レベルとなります。
インド占星術をはじめて学ぶという人は、先に入門の内容を理解することをおすすめいたします。

惑星の強さ 自分の星座(定座・自室)

惑星の強さ 自分の星座(定座・自室)

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惑星の生来的吉凶 ラーフ&ケートゥの場合

 ラーフとケートゥは、月と太陽の軌道の交点をあらわすポイントですが、生来的には凶星としてあつかいます。ただし、他の7つの惑星とちがって実体がある天体ではないことから、条件次第でよいはたらきをしたり、悪いはたらきをする場合があると考えられています。

 たとえば、ラーフやケートゥが水星と木星の星座、つまり双子座と乙女座、射手座と魚座に在住する場合、よいはたらきをします。

 次に、生来的に強い吉星である木星や金星とコンジャンクションすることで、凶星としての性質が弱くなって吉星としての性質がでてきます。

 また、生来的に弱い吉星である月と水星については、光の強い月と傷つきのない水星とコンジャンクションする場合も、凶星としての性質は弱くなります。

 とくに、木星とコンビネーションを組んだラーフとケートゥは、凶星としていの性質が弱まり、吉星のような要素が強まるといわれています。

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惑星 土星について(土星の環は何でできてる?)

 インド占星術で使用する、ラーフ&ケートゥを除く7つの惑星で、一番遠くにあるのが土星です。太陽からの平均距離は14億2929万キロメートルと、木星の2倍ちかくも遠いところにあります。大きさは、木星の次に大きく、直径は地球の約9倍です。ところが、土星の平均密度はとても小さくて、なんど水よりも小さいそうで、もしも土星を水の中に入れたら、浮かぶかもしれません。

 土星といえば、まわりをグルっととりまいている円盤のような環が特徴的です。この環をはじめて発見したのは、ガリレオ・ガリレイということです。気になるのは、この環はいったい何でできているのか。その答えは「環」です。たくさんの細かい環がいくつも集まって、環を形成しているということです。それでは、その小さい環は、何でできているか。答えは、数ミリから数メートルもあるといわれる岩石や氷のつぶの集まりだそです。

宇宙情報センターのサイトより (c)NASA, ESA, the Hubble Heritage Team (STScI/AURA), J. Bell (Cornell University), and M. Wolff (Space Science Institute, Boulder) saturn

宇宙情報センターのサイトより (c)NASA, ESA, the Hubble Heritage Team (STScI/AURA), J. Bell (Cornell University), and M. Wolff (Space Science Institute, Boulder) saturn

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