日別アーカイブ: 2014年11月9日

惑星の数だけ人格がある

 個人とは別に、『分人』という考え方がある。

先日、ラジオで作家の平野啓一郎さんがお話していました。

『分人』ってなに? 

 調べてみると、「 たった一つの人格 indivisual を持つのではなく、対人関係ごとに異なる人格 dividual を分けることができるという考え方のこと」 だそうです。  - ウィキペディア ドーン(小説) より –

 一人の人間がいくつもの存在に分けられる。

 ちょっと意味は違いますが、インド占星術的には、人にはヴィムショタリー・ダシャーのマハー・ダシャーの数だけ人格がある、といわれています。

 マハー・ダシャーの惑星とは、太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星、ラーフ、ケートゥの9惑星ですが、人はそれぞれのマハー・ダシャーの惑星の時期にそれぞれ別の人格のように生きることになる、ということです。

 太陽期に太陽の人格として6年間生きたとしたら、次の月期10年間は月期の人格として生きる、ということです。

 太陽期の自分と、月期の自分はまったく別人格なので、同じ一人の人間でもまるで別の人間のように考え、行動するようになる、ということですね。

 それくらいマハー・ダシャーの切り替わりは、人に大きな影響をおよぼす、というのがインド占星術の考え方です。

 さて、今あなたのマハー・ダシャーは何期ですか。そして次のマハー・ダシャーの切替りはいつ訪れるでしょうか。

この記事についての感想などはインド占星術の広場ダルシャナまでどうぞ。 info@darsana.asia

インド占星術の広場ダルシャナは、インド占星術(ジョーティッシュ)に関するいろいろな情報を発信します

カルマについて

 カルマという言葉を聞いたことはありますか?

 カルマはサンスクリット語です。インド占星術でもサンスクリット語が多く使われていますが、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんね。

 良くも悪くもすべての行為はカルマ、やったことすべて、です(専門的には、カルマは行為の結果を意味します)。

 あなたがこのサイトを見つけて、このページを読んでいることもカルマのひとつです。他のサイトを探していて、たまたまこのサイトにたどり着いて、読むつもりもなかったけど読んじゃいました、これもあなたのカルマになります。

 いままでの人生も、これからの人生も、すべてはひとつひとつの行為の積み重ねです。どのタイミングで人と出会った、とかも同じです。その人と出会うタイミングが違ったら、当然結果も違ってくることになります。

 自分の人生を振り返って、思ったことと違った道を歩んできた、と思っている人でも、それはそのように生きるカルマを持っていたから、ということになりますね。

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