日別アーカイブ: 2014年11月6日

星座や惑星の性質から読みとることができること

♂ オス ♀ メス こんなマークをどこかで見た覚えがあるかと思います。
惑星にも性別があって、太陽は男、月は女、火星は男、水星は中性、木星は男、金星は女、土星は中性です。
星座にも性質があります。惑星の男女のように、陽と陰などに分かれます。陽の星座は、牡羊座、双子座、獅子座、天秤座、射手座、水瓶座。陰の星座は、牡牛座、蟹座、乙女座、蠍座、山羊座、魚座です。陽の星座は、男性的で、陰の星座は女性的であることの意味を含んでいるので、陽の星座にある惑星と、陰の星座にある惑星の数を数えてみるとどうなりますか。アセンダントを入れて10個が陽と陰で何対何か。陽の方が多ければ、どちらかというとあなたの性質は男性的、陰の方が多ければ、女性的であると言えるかもしれません(これは内面的な傾向で、外見上という意味ではありませんよ)。

 次に、惑星の性質として色について説明します。太陽は暗い赤、月は白、火星は濃い赤、水星は緑、木星は金色、金星は白、土星は青です。この惑星の色からあなたは何をイメージしますか。金色を表す木星、それはグル(教師)を表します。赤を表す火星、それはスピードとか闘争を表します。緑色を表す水星は、論理的とかコミュニケーションを表します。白を表す金星は、乗り物を表します。人に例えるなら、その人の着ている服の色を連想するように、惑星が表す色から、その惑星の表す象意(しょうい)、惑星のもつテーマを連想することができるかもしれませんね。

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惑星配置から読みとることができること

 出生時刻がはっきりして、出生図のアセンダントが確定すると、アセンダントのある位置を第1室とします。そこから時計回りに2室、3室・・・12室と見ていきます。1室は、自分の特徴や性格、容姿や健康などを見るハウス。7室はビジネスパートナーとか結婚相手などを見るハウス。ハウスによって読みとることができるテーマがあります。

 出生図、チャートとは、あなたが生まれた瞬間の惑星配置を表したものです。太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星、ラーフ、ケートゥ、この9つの惑星がどのハウスに入っているか。例えばひとつのハウスに3つも惑星が入っている場合は、そこにあなたの人生のテーマがあると言ってもいいでしょう。

 例えば出生図は、こんな見方をすることもできます。わかりやすくするために、1室の中心とと7室の中心を線で結んでチャートを2分割してみてください。あなたが生まれた時、1室の中心から時計回りに7室の中心までの位置、つまり1室の中心から、2室、3室、4室、5室、6室、7室の中心までにある惑星は、地球の反対側、言い換えれば、自分の位置から見て地中にあるので、実際には見えない位置にあることになります。反対に、7室の中心から順番に8室、9室、10室、11室、12室、1室の中心までにある惑星は、空に見えていた惑星ということになります。地中に隠れたハウスは、プライベートな部分だったり、家族や家庭を表すハウスが入っています。逆に地上に見えているハウスは、仕事を表すハウスや社会的に関わっていくを表す部屋が入っています。このように出生図を半分に分割して惑星の配置を見てみると、地中側に惑星が多くある人は、プライベートを大事にする人、地上側に惑星が多くある人は、社会的に仕事を通して多くの人と関わっていく人、こんな見方をすることもできます。

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生まれた時間がわからない、という方へ

 生まれた時間がわからない、という場合は、といあえず、12時で出生図を作ります。生まれた時間が不明なので、もちろんアセンダントは決まりません。動きの速い惑星である、月のある星座もずれるかもしれません。それでも、出生図から読みとれることはかなりありますので、心配しなくても大丈夫です。

 生まれた時間がわからない、という人は、自分の人生にいつどんな出来事が起こったか、できるだけたくさんのイベントを思いだして、記録することをおすすめします。まず子供の頃にどんな病気やケガをした、とか。両親はどんな仕事をしていた、とか。大学ではな何を専攻していたか、就職したのはいつどんな職業で、いつ転職した、とか。もちろん恋愛、結婚、出産などの大きなイベントも重要です。兄弟姉妹のことなども参考になります。このような情報をもとに、あなたの出生時刻を推定していく作業のことを時刻修正(レクティファイ)と言います。

 人生の節目表ともいえるヴィムショタリー・ダシャーを参考にしながら、今までの人生で起こった出来事のタイミングとダシャーのタイミングを照らし合わせて考えていきます。インド占星術のヴィムショタリー・ダシャーは、人生の転機をはっきりとナビゲートしてくれるもので、このタイミングを知ることができれば、自分にいつごろ大きな転換期が訪れるのかを知ることができるので、いろいろと覚悟や準備をすることもできますね。

ヴィムショタリー・ダシャー

ヴィムショタリー・ダシャー

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インド占星術であなたは何座?

 ご自分の出生図を見て、「えっ?私って魚座だったの」、射手座だと思ってたのに、という方も多いことでしょう。
雑誌やテレビなどの占いコーナーの星座は、その人が生まれた時の太陽が位置した星座を指して、あなたは○○座、と言っています。
インド占星術では、その人が生まれた瞬間に、東の地平線上に上昇してきた星座をもって、あなたは○○座、と言っています。これがあなたのアセンダントの位置のことになります。アセンダントは、約2時間ごとにひと星座動きます。1日24時間で12星座をぐるりとひと回りします。同じ日に生まれても、時間が2時間違えばアセンダントも変わるわけです。インド占星術では、このアセンダントがあなた自身の特徴をあらわす大切なポイントになります。

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それぞれの惑星の速さとは・・・ 2

 2014年11月2日、土星は天秤座から蠍座に移動しました。これは、遅い惑星の土星が私たちに影響する、ということで、これからの約2年半は、今までの2年半とは違ってくることを意味します。例えば、土星が天秤座にあったときはとても調子がよかった人が、蠍座に移ってきてから調子が悪くなった、ということもあるかもしれません。

 フリーソフトのジュニアージョーティッシュでは表示されない情報ですが、アシュタカヴァルガというものがあります。これは、人生の中の得点表のようなものです。平均は28点、高い場合は37点とか、低い場合は17点とか。その差が激しい人もいれば、全体的にその差が少ない人もいます。点数が高いところの星座の時期を生きている人は、調子がいいかもしれないし、点数が低いところの星座の時期を生きている人は、実力があってもなかなか周りから認められなかったり、思ったように物事が進まず、生きているのがつらい、と感じる約2年半かもしれません。このようにインド占星術は、私たちに人生の変化の波を知るひとつの手掛かりを与えてくれます。

アシュタカヴァルガ

アシュタカヴァルガ

アシュタカヴァルガの情報を希望される方は、メールで生年月日、生まれた市区町村名、時刻をお知らせください。出生図を作成してお送りいたします。 info@darsana.asia

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それぞれの惑星の速さとは・・・

 惑星はどのくらいの速さで12星座を一周するのでしょうか。

 まず太陽が12星座を一周するスピートは、365日と5時間48分46秒です。ひとつの星座を約1ヶ月かけて移動します。
 月は、27日と7時間43分(ひとつの星座を約2日と4分の1)。
 火星は、1.8809年(ひとつの星座を約1年と10カ月)。
 水星は、0.2409年(ひとつの星座を約2.8カ月)。
 木星は、11.862年(ひとつの星座を約11年と10カ月)。
 金星は、0.6152年(ひとつの星座を約7カ月と少し)。
 土星は、29.458年(ひとつの星座を約2年と5カ月)
 ラーフとケートゥは、18.6年(ひとつの星座を約1年と7カ月)。

 例えば同級生のお友達なら、スピードが遅い惑星の木星や土星、ラーフやケートゥが同じ星座にあるケースが多いことになります(別の星座のケースもあります)。動きが遅い惑星は、影響力が大きい、といわれていますが、土星は、2014年11月2日の夜に天秤座から蠍座に移りました。

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はじめて手にしたインド占星術の出生図

 はじめて自分のインド占星術の出生図を見たとき、どんな印象を持つでしょうか。
占星術の知識がまったくない人にとっては、何が書いてあるのかさっぱりわからない、そう思っても無理はありませんね。
マスの中にローマ字や数字が並んでいたり、日付のような数字の表があったり・・・
でも、このインド占星術の出生図こそが、あなたの性格や意識、人生の目的や運気など、いろいろなことが描かれた地図のようなものなのです。

 自分の出生図だけを眺めているよりも、誰かの出生図と比較してみると、何か発見があるかもしれません。
もしも誰か気になる異性がいたら、その人の出生時刻や出生場所までわからなくても、生年月日さえわかれば出生図を作ることができるので、自分とその人の出生図を並べて眺めてみてはどうでしょうか。何か共通点が見つかるかもしれません。同じ星座に同じ惑星が入っている、同じ惑星が対向の星座に入ってる、など。あなたがなぜその相手にひかれるのか、その理由が惑星配置によってあらわれているのかもしれません。または、同性でとっても気があうお友達とも共通点が見つかるかもしれませんね。好きな相手、気があう人とは逆に、どうしてもうまくなじめない人と感じてしまう人の惑星配置にも、きっと何らかの理由があるはずです。

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