ホロスコープ上でラーフ&ケートゥの軸と太陽&月の軸が重なると日蝕または月蝕が生じます。
太陽と月が対向の位置にあって近い度数にあるときが満月で、同じ星座(ハウス)の近い度数にあるときが新月になります。
太陽と満月の月が、ラーフ&ケートゥと近い度数でコンジャンクションする場合、地球のどこかで月蝕現象が観測できます。逆に、太陽と新月の月が、ラーフ&ケートゥと近い度数でコンジャンクションする場合、地球のどこかで日蝕現象が観測できます。
インド占星術では、この日蝕や月蝕が人に運命的な力を働らかせる、といわれていて、特に月蝕については、良くも悪くもストレートに精神的、霊的な影響を受ける、と言われています。ホロスコープにおいては、日蝕や月蝕の前後に生まれた場合、その人の人生に重大な出来事を経験することが多いため、注意深くチャートを確認する必要があります。
自分のホロスコープに日蝕や月蝕の影響があるのでは、という人は、実際の日蝕、月蝕の現象についても注意が必要になるかもしれませんね。
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